コーヒー豆を自分で選ぶことは、おいしいコーヒーを楽しむための第一歩です。しかし、初心者にはコーヒー豆の種類や産地、焙煎度合いといった選び方のポイントが分かりづらいものです。
本記事では、品種、産地、焙煎度合いに着目し、それぞれの特徴と選び方のコツをわかりやすく解説します。初心者でも好みに合ったおいしいコーヒー豆を選べるようになりますよ。
- コーヒー豆の品種の違いと特徴
- 産地によるコーヒー豆の風味の違い
- 焙煎度合いの違いが味に与える影響
コーヒー豆の品種の違いと特徴
コーヒー豆には大きく分けてアラビカ種とロブスタ種の2種類があり、風味や香りに大きな違いがあります。コーヒー豆を選ぶ上で、まずはこの品種の違いを理解することが重要です。
アラビカ種の特徴
・世界生産量の約7割を占める
・豊かな香りと豊かな味わい
・酸味が特徴的
・標高の高い山地で育つ
ロブスタ種の特徴
・苦みが強く酸味は控えめ
・コクがあり重厚な味わい
・生産コストが安い
・平地でも育つため大量生産が可能
産地によるコーヒー豆の風味の違い
コーヒー豆の風味は産地によっても大きく異なります。気候、土壌、栽培方法の違いが、豆に含まれる成分の違いを生み、風味の個性を生み出しています。
おいしいコーヒーを選ぶには、産地ごとの特徴を知っておく必要があります。
ブラジル産
・深みのあるコクと甘み
・チョコレートのような風味
・キリマンジャロ、サントス等
コロンビア産
・バランスのとれた味わい
・ワインのようなフルーティな酸味
・スプレモ、スプレモ王室等
焙煎度合いの違いが味に与える影響
焙煎の度合いによっても、コーヒーの味わいは大きく変わります。生の状態から焼かれていくコーヒー豆は、焼き加減により香ばしさや苦味、酸味のバランスが変化していきます。
初心者は焙煎度合いの違いによる味の変化を理解し、自分の好みに合った焙煎具合を選ぶことが重要です。
ライトロースト
・豆の持つ本来の風味が楽しめる
・フルーティでさわやかな酸味
・ライトシティロースト等
シティロースト
・バランスの取れた味わい
・豆の風味と焼き香があいまった味
・レギュラーやアメリカンロースト等
まとめ
コーヒー豆の選び方を品種、産地、焙煎具合の3つの観点から解説しました。コーヒーを深く味わうために、これらの特徴を理解しておくことが重要です。
コメント